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糸偏の文字だらけ。Mac作成ZipのWinで文字化け対策

Macで作ったZipファイルをエクスプローラーで開くと、ファイル名が文字化けだらけになった中身のウィンドウの左側に「フォルダの作業」項目で「ファイルをすべて展開」と書かれている。

そりゃありがたいとクリックすると、「__MACOSX」と文字化けのと2つのフォルダに解凍され、どちらの中身も文字化けだらけ。

前者が一段階フォルダに包まれている以外中身は見た感じ同じだが、ファイルサイズは前者は1.19MB、後者は3.82MB。同様な構成のフォルダ内のPDFは、後者のみタイトルこそ文字化けしたままだが開くことが出来た。
しかし、いつだって今回同様の解凍結果になるわけでもないようなので、取り敢えず使うからと文字化けフォルダの中身に懸けるわけにはいかない。むしろすぐに「mac zip windows 文字化け」で検索して解凍ソフトを探した。
Explzh - 多形式に対応した、圧縮・解凍ツール
家庭内や個人利用等、一般使用に限って無償のフリーウェアとなっている。インストールの最初の画面と、インストール後初起動時にライセンスの確認が出る。
解凍したいファイルをエクスプローラーからの右クリックメニューに追加された「即時解凍」選択か、作業画面のルートフォルダからエクスプローラへドラッグ&ドロップすると、解凍先の指定ウィンドウが出てくる。必要があれば編集してOKを押すとファイルが展開される。

はい成功。フォルダの中身も文字化けなしで、ファイルも正常だ。

文字化けする理由

これは、Mac OS X の圧縮プロセスが、ファイル名を UTF-8 で格納しているので、異環境で解凍するとき格納されたファイル名をそのまま利用するようなプログラムであれば、その環境のファイルシステムでは文字化けを起こすファイル名を生成してしまうことにより起こる現象です。

http://dtpwiki.jp/?%A5%D5%A5%A1%A5%A4%A5%EB%B0%B5%BD%CC%A1%BF%B2%F2%C5%E0#content_1_8

が文字化けする理由らしい。化けている文字をよく見ると糸偏の文字が多く、google検索結果サマリー文字化けパターンと似ている。
Googleの検索結果のサマリーが文字化け
こちらのページには、Flashフォームでこのパターンの文字化けをテストすることが出来る。元のファイル名を入れてみたら、文字化け後ととほぼ同じ変換がされた。ほぼ、というのは数文字分多くなっていたからだ。
今度は修復テストのフォームに文字化け後を入れてみたところ、足りない数文字分のせいか1文字にしか変換されないものもあった。全体的に尻切れとんぼな修復結果に。
まあ、そもそもの目的とは使い方が違うわけではあるが。化けた文字がちょっと気になったときに便利そうだ。